ここ数年、月末に生活費が足りなくなることがしょっちゅうあり、近場の街金でよく借入れをしています。ときどき支払いが1週間ほど遅れながら完済している、という状況で、現在は借入れはありません。こうした状況で、いちど三井住友銀行のカードローンを利用してみたいのですが、やはり銀行の審査は厳しいでしょうか。
銀行の個人向け融資のなかでは低金利で通りやすく、窓口対応が好評
三井住友銀行のカードローン、金利は公式サイトで「年4.0%~14.5%」となっています(2014年3月時点)。他の銀行に比べても低い金利で人気です。銀行はもともと低金利ですしね。
この金利の下限4.0%は700~800万円の借入れの場合で、上限14.5%は100万円以下の場合(変動あり)です。融資額が大きくなるほど金利が安くなる仕組みですね。
住友銀行ではその他、フリーローンと呼ばれる、個人向けで目的を問わない融資も行っています。こちらはカードローンより金利が低く設定されています。やはりカードローンの魅力は審査の通りやすさと融資までがスピーディである点、手軽さにあります。
新規の場合、融資可能額は低く設定されますが、きちんと遅れずに返済すれば、徐々に上がっていきます。これは銀行から個人への信用度が上がったことを表します。
うっかりミスで支払いを忘れることもあります。基本的には1か月未満の滞納情報が記録されてしまいますが、信用に大きく悪影響を及ぼすと、1回の遅延をあまり気にしすぎるのもよくありません。3か月を超えた場合には、深刻な事故記録として残り、この場合は他の金融機関の審査でもかなり評価が下がります。
もともと信用状況が悪い状態で審査にとおりやすいか、といえば、中小の融資会社に比べれば厳しくなります。ただ、窓口対応などは好評価ですので、一度気軽に相談し、それで審査に通らなければ、過去の事故情報が消えるまで待つ、または中小の融資会社で借入れ・返済を重ねて信用状況を改善するのが最善の策です。
住友銀行で融資を受けることができるのはどんな人?
三井住友銀行カードローンは、年金利4.0%~14.5%で最高800万円まで借りられ、審査は最短で30分という、急いでいる人にはありがたいカードローンです。申し込みもインターネット、電話、携帯電話、ローン契約機、郵送、窓口など様々な方法で行うことができます。しかも、三井住友銀行の口座は不要というのですから、申し込みをしたくなる条件ですね。しかし、やはりそこは利用できる人の条件というのがあるもの。三井住友銀行の場合、どのような人が利用できるのでしょうか。
申し込みができるのは次の条件を満たす人です。申し込み時、満20歳以上満65歳以下の人、原則安定したご収入のある人、三井住友銀行指定の保証会社である、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる人です。また、申し込みは本人が行うものに限られており、他人が申し込んでも利用はできません。融資を受けられる人の条件としては、一般的な消費者金融やその他の金融機関とあまり変わりがありません。
また、申し込み時に本人確認ができるものや、借入額が300万円を超える場合には本人の年収が確認できるものなどの書類が必要になってきますので、これがないと申し込みができませんので、予め用意しておきましょう。もっとも、これらもどの金融機関でも提出を求められるものですから、特別なことではありません。それでいくと、条件はあまり変わらないのに金利が低く、借入限度額も高く、使い道も自由。さらに、この銀行の口座を持っていなくても良いというのですから、利用する金融機関の選択肢にするには最適ではないでしょうか。とは言っても、審査に落とされてはその時間が無駄になってしまいますから、結局は利用者本人の好みや都合です。自分に最も合う金融機関を選んでください。