一年前に一回カードローンで借入れをし、半年後にまた借入れをしました。アルバイトで生計を立てているのですが、ここのところ半年ごとに給料日前にピンチになる自転車操業状態？ひとつの金融機関に借り換えをすると利息が安くなり、支払いがラクになると聞いたのですが、どういう形がベストでしょうか。やはり銀行がいいのでしょうか。
金利の安い金融機関に借入れをまとめれば、メリットがあります
「おまとめ」といったりしますね、複数の借入れを一つの会社にまとめる、借り換え。しくみとしては、たとえば社、Ｂ社から借入れをして、現在支払い中とします。その二つの残高を、Ｃ社からの借入れで全額返済してしまう。それ以降はＣ社へ、月々その分を返済していく形になります。
単純に、返済を受ける権利（債権）が、社・Ｂ社からＣ社に移るわけではなく、Ｃ社がいったん借金を肩代わりするのがポイントです。このとき、Ｃ社がいちばん金利が低くなり、月々の支払い額がそれよりも安くならなければ、借り換えの意味はありませんね。
では、簡単に考える例として、次の場合で借り換えのメリットを考えてみます。社に２０万円の借入れ残高があり、金利（年利）は25％、Ｂ社は同様に３０万円、金利２０％、Ｃ社は金利１５％だとします。従来の一年の利息は、社で5万円、Ｂ社で６万円で、合計１１万円した。、Ｂ社の借入れ残高をＣ社にまとめると、Ｃ社の借入れ残高は５０万円となり、一年の利息は7万５０００円となります。
借り換えによる利息の差は４万５０００円、単純に一年払いとすれば、最初の月は４０００円くらい支払い額が減り、さらに元金が減りやすくなって以降の利息は安くなっていきます。金利の差が重要となっているのがわかると思います。
基本的に、金利の安いところといえば銀行カードローンです。消費者金融でも、金利の低い借り換え専用ローンもあります。これは、それ以上の借入れをしないことが条件となることが多いようです。
さらに、意外とやってみないとわからない借り換えのメリットには、「返済日が月々1回で済む」というものがあります。月に２回、３回の返済日があると、口座に入金するやりくりが大変ですし、うっかり忘れてしまうこともあります。支払が遅延すると、その分の遅延損害金が発生する場合もあり、非効率ですもんね。
借り換えをするならどこ？おすすめの消費者金融は？
キャッシングの返済時になって、「ちょっと返済が苦だな…」ということがあると思います。返済そのものではなく、返済方法が合わなかったり、金利が高すぎたり、という意味でです。こういった時に考えたいのが、借り換えと言う方法です。例えばA社からお金を借りていたとします。しかし、A社への返済が大変になってしまったのでB社と契約をし、代わりにA社への返済を行ってもらう。利用者はその後、B社に残りの返済を行うという方法、これが借り換えです。では、この借り換えをするなら、どんな金融機関が良いのでしょうか。
具体的な名前は伏せますが、やはりおすすめなのは銀行系カードローンです。銀行系カードローンは、一般的な消費者金融に比べて金利が低いことが特徴です。最も低いところは、3.5%～10.0%というところがあります。ここまで低くなくても、最少の金利が3.5%～4.6%、最大の金利が14%～18%未満のところが多いようです。消費者金融だとどんなに低くても最少の金利は4.8%くらいですから、これだけでも銀行系カードローンの金利の低さはわかると思います。もちろん、消費者金融でも金利が低いところはありますから、銀行系カードローンの審査に通らなければそちらでも大丈夫です。金利が低いということは、その分だけ返済しなければいけない総額が少なくて済むということです。どうせ借り換えを行うのであれば、すこしでも金利を低くして、返済額を抑えたいものですよね。
借り換えをするということは、例えば複数の金融機関から借りていたものを1本化するということも可能です。つまり、月に複数あった返済日を1日にすることができるのです。これだけでもずいぶん負担は減りますし、もし1つでも金利の高い金融機関から借りていたのであれば1本化にすることで金利の額を減らすチャンスでもあります。このようにメリットが多い借り換えですが、注意しなければならないことがあります。それは借り換えの申し込みをした時の審査です。審査で最も注目されるのが、今までに返済の延滞がなかったかということです。1度でも延滞があれば、審査には通らないと思ってください。そのため、いかに普段の態度が重要かということがわかると思います。まだ借入を行っていない人は、後の借り換えのことも考えて、きちんと返済をするようにしましょう。
