信用組合の個人向けカードローンというものに、あまりなじみがありませんでした。たとえば、いま住んでいる山梨県には都留信用組合があって、じゃがいものマスコットキャラクターが個人向けカードローンのPRをしていました。身近にいる人が昔利用して便利なカードだったといいますが、どのような特徴があるのでしょうか。
老舗の信用組合で信頼感があり、個人向けローン商品も豊富です
都留信用組合は戦後、昭和20年代に山梨で設立され、古い歴史をもちます。全国の信組、信金が合併・再編していくなかで独自性を保っており、地域の中小企業のサポーターとしての地位を確立しています。
個人向けにもさまざまなローン商品を展開しています。個人向けのカードローンは「ぽけっとカードローン」。金利は14%で50万円までの融資を行っています。申込みは、ローンの検索サイトのイー・ローンから受け付けています。
その他、個人向けフリーローンもあります。こちらは金利約7%(グッドライフローン)、約10%(即銭力フリーローン)などで、融資金額もカードローンより増額できます。
融資額や審査・融資にかかる期間がカードローンとは異なるため、条件に合うかを確認したうえで利用する選択もあります。いずれにせよ、老舗ならではの安心感があると評価を受けていることを考慮したうえで、イー・ローンでの検討、仮審査からの利用をお勧めします。
ちなみに、信用組合も信用金庫も、どちらも地域の事業所(一定の規模以下の中小企業)を支援し、地域活性を目的としています。個人向けの融資も、基本的にはこうした趣旨で会員(組合員)の出資がベースとなっています。
都留信用組合でカードローンをすることはできる?何か条件は?
都留信用組合は通称「つるしん」または「しんくみ」と呼ばれています。そんな都留信用組合のカードローンには「ぽけっとカードローン」というものがあります。ぽけっとカードローンとはどのようなカードローンなのでしょうか。ここでは、利用できる人の条件や返済などについて話していきたいと思います。
ぽけっとカードローンを利用できる人の条件ですが、まずは地域です。都留信用組合の営業区域内に住んでいる人か勤務している人となっています。また、満20歳以上65歳未満という年齢制限の他、安定した収入があること、専業主婦ならば世帯収入があること、さらに保証会社の保証を受けられることとなっています。しかし、連帯保証人や所得証明書などの書類が不要というのは楽かもしれません。本人確認書類も、運転免許証や健康保険証などのいたって普通のもので良いので、わざわざ用意しなければいけないものというのはありません。
ローンの使い道については自由となっていますが、事業性資金としての使用は禁止されています。限度額は50万円までと、一般的な消費者金融と比べるとやや低めかもしれません。また、アルバイトやパートの人は30万円までとなっています。金利は14.2%と、消費者金融に比べると低いのが嬉しいですね。なお、「ぽけっとカードローン」の他にも「ぽけっと300カードローン」というものもあり、こちらだと限度額が100万円、200万円、300万円のコースから選べます。ただし、こちらの場合は所得証明書類が必要となりますので、大金が必要なわけではない人は「ぽけっとカードローン」の方が使いやすいでしょう。
返済についてですが、「ぽけっとカードローン」は月々の返済額が1万円、「ぽけっと300カードローン」は1万円~6万円と決まっています。また、返済期間はどちらも3年ですから、計画的な利用が求められます。以上が、都留信用組合のカードローンについてです。地域の指定がされているので誰でも、というわけではありませんが、消費者金融に比べたら金利も低いためお勧めです。利用できる人は、選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。