レトロ雑貨とレストランを併設した小さな店舗のオーナーです。開店して3年目ですが、売れ筋の雑貨の点数を増やしたいと思い、融資を受けたいと思っています。骨董価値がある商品が多いため、数十アイテム増やすためにけっこうな額が必要となるからです。現状ちょっとしたブームにあり、それが終わる前に、早めに買い付けを行いたいのですが。

きちんとした事業計画、返済計画があればOKです

結論からいえば、できます。個人事業主の開業資金と言えば、国金(日本政策金融公庫)が有名です。原則、担保や保証人などが必要です。無担保・無保証の場合は、事業に関係する業務年数や詳細な事業計画など、かなり厳密な審査が行われます。

国金だけでなく、銀行に融資を求める場合も、金額が大きいため、またいわゆる投資となるため(成功するか否かが不確定のため)、同様の厳しい審査となります。運転資金で融資を受ける場合も、これに準じる、と考えて間違いありません。

ひとことで運転資金といっても、申込みの際、金融機関に使い道を聞かれます。ここで「赤字を補うため」と正直にいってしまったり、それを見抜かれてしまうと、まず融資は降りません。自転車操業には投資できないということになります。

結局は資金を貸す側にとって投資になるか、という視点を持たなければなりません。使い道としては、
・増改築や修繕費用
・スタッフの増員
・広告や宣伝のため
といった、利益向上が見込めるものを主張することが必須。それで、具体的にいくら必要か、そこから融資金額と返済計画を割り出すわけです。結局、きちんとした金融機関で、低金利での融資を受けるためには、開業資金と同じく、利益が得られるプランをつくることが基本となるのです。

飲食店を始めるので運転資金を借りたい!融資してくれる業者は?

飲食店を始めようと思った時に、必要なのは開票資金と運転資金です。開業資金とは、その名の通り開業までに必要なお金です。飲食店の場合は、店舗を買う、または借りることから始め、内装の工事や冷暖房、ガスコンロ、冷凍冷蔵庫、フライヤーなどの設備を備えること、電話やインターネットなどの回線をつなぐこと、メニューやチラシなどの備品の準備など、やることがたくさんあり、そのどれをとってもお金が必要になります。運転資金とは、料理や飲み物の仕入れ代、店の宣伝費用、従業員の給料や保険料、さらに貸店舗であれば毎月の家賃など、営業をしていく上で必要な資金のことです。

開業資金は何とかなったが、運転資金までは用意できなかったという場合、お金を融資してくれるところはあるのでしょうか。また、どのようなところで借りるのが良いのでしょうか。融資でまず思い浮かべるのは銀行でしょう。しかし、銀行は初めて開業をして実績がまだないという人に対してはなかなか貸してくれません。審査で落ちる可能性の方が高いですから、最初から銀行の融資はあまりあてにしない方が良いでしょう。ではどうするのか。銀行よりも融資の可能性があるのが日本政策金融公庫です。ここは、一般的な金融機関からの融資が難しい事業主への融資を目的としていたため、比較的融資を受けやすいところなのです。

さて、日本政策金融公庫のホームページを見てみると、融資の種類は様々なものがあります。今回は飲食店の運転資金なので、企業活力強化資金に当てはまります。ここでは運転資金だけならば最大で4800万円までの融資を受けることができます。返済期間は5年以内で、金利は4%前後くらいです。一般の金融機関に比べて金利が安いことは、開業してお金がない時期には嬉しい話ですよね。日本政策金融公庫以外の方法としては、地域によってですが融資をしてくれることもあるようです。開業をしようと思っている地域でそのようなサービスをしていないか、1度確認してみてはいかがでしょう。

なお、どちらも審査はあります。審査の内容は、普通のキャッシングと同じで、きちんと返済できそうかどうかです。また、資金の自己負担がどの程度かも見られます。これは貯金通帳が元となります。例えば自己負担額が1000万円として、こつこつ貯められたものか、それともいきなり振り込まれているものかで印象は大きく変わってきます。今まで働いていたところからの退職金ということならば話は別ですが、こつこつ貯められていた方が、やはり印象は良くなります。この他にも、面談で実際に事業計画を聞いたりして、返済できそうかどうかを見られます。また、事業計画書を書かされることにもなりますので、申し込みをする前にきちんと計画を立てておきましょう。審査の前にやれるだけの準備をしておくことが、審査に通る1番の近道です。

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